二つの意識とは

 

 わたしの「意識」ってどうなってるの? 〉

 

 

 

 

さっそくですが

 

 

わたしたちの意識には

 

 

 

 

▽ 自分で自覚できる顕在意識(けんざいいしき)3~10 % と

 自分では自覚できない潜在意識(せんざいいしき、無意識ともいいます)90~97 % 

 

 

 

 

 

という二つの意識があります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この二つの意識は 上の図のように  にたとえることができます

 

ちょっとハートをイメージしてみましょう

 

 

 

 

 

 

 

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ハートって

 

こんなふうに  上の一部がくぼんでますよね

 

 

 

 

 

 

このわずかなくぼみが自分で自覚している「顕在意識」

 

そしてほとんどを占めている膨らみの部分が、自分では自覚できない「潜在意識」です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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名前からもわかるように

 

「潜在意識」は意識の深いところに「潜むように」存在しています

 

 

 

 

 

 

潜在意識はあまりに上手に潜んでいるので

 

自分の意識なのに、自分では自覚することができません

 

 

 

 

 

  

でも困ったことに

 

この「潜在意識」は意識の基礎(土台)でもあるので

 

その上に乗っている「顕在意識」に、無自覚に影響を与えてしまうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈  潜在意識の影響ってどういうもの?  〉

 

 

 

 

 

 

 

「潜在意識」は「無意識」ともいいます

 

こちらの方がふだんよく使う言い方かもしれませんね

 

 

 

 

その「無意識」ですが、

 

あなたは「無意識を意識」したことってありますか?

 

 

 

 

たとえば

 

家に帰る道は、別のことを考えていても足が勝手に角を曲がったり

 

電話で話しながら、いつの間にか意味もない丸をグルグル描いてたり

 

 

 

 

 

 

「あ~!無意識にこんなことしてた!」

 

ってこと、誰にでもありますよね

 

 

 

 

 

 

 

そのなかでも 無意識の代表格が

 

 

「癖」です

 

 

 

 

 

 

しぐさの癖

 

話し方の癖

 

行動習慣の癖

 

 

 

 

 

 

癖にはさまざまなものあるけれ

 

一番やっかいなのが

 

 

 

 

「思い癖」です

 

 

 

 

 

 

この「思い癖」とは

 

「無意識の思考パターンや思い込み」で

 

ふだんの顕在意識にも行動にも、大きな影響を与えています

 

 

 

 

 

 

「頭ではわかっているのになぜかできない」

 

「理由はわからないけどなぜか繰り返してしまうパターンがある」

 

「いつも自己否定感がつきまとう」

 

 

 

 

 

 

その犯人の正体は 無意識の中にある

 

思い癖(心の習慣)からくる思考パターンや行動パターン

 

だったんです

 

 

 

 

 

 

 

それは まるで公式のように

 

 

 

「わたしは○○したら××になる」

 

「わたしは○○しなかったら××だ」

 

 

 

 

 

 

という答えを導きだし

 

自分自身に強力な暗示をかけていきます。

 

 

 

 

 

 

 

たとえば

 

 

「わたしは努力してもうまくいきっこない」

 

 

 

 

こんな公式が無意識(潜在意識)にあると

 いくら頭で(顕在意識で)「よし!がんばってやってみせるぞ!」と思っていても

 

 

 

 

思うだけで行動に移せなかったり、

 

行動しても続かなかったり、

 

努力し続けても、結果がうまくいかなかったり…

 

 

 

 

そんなパターンを通りに繰り返してしまいます。

そう、自分にかけた暗示通りに。

 

 

 

 

しかも厄介なことに

その公式(心の習慣)は無意識の中にあるので

自分で気づくことはなかなかできません。

 

 

 

なので頭ではわかっているのに、いつまでも同じパターンを繰り返してしまうんですね。

だから決してあなたの意思が弱いわけでも、努力が足りないわけでもないんです。

 

 

 

 

 

そんな心の習慣は 意外にもささいなきっかけで生み出されます

(もちろん当時の自分にとっては大きなことですが)

 

 

 

 

小さいころに

親に言われたこと

学校の先生に言われたこと

テレビで見たこと

 

そんな暗示だったり

 

 

 

 

さみしかったこと

悲しかったこと

辛かったこと

 

そんな心の傷だったり

 

 

 

 

失敗したこと

はずかしかったこと

怖かったこと

 

そんなトラウマだったり

 

 

 

 

 

 

人はそういう体験を通して

 

 

 

 

 

わたしは○○だ

 

わたしはこうなるに決まってる

 

こうしなければならない

 

こうしてはいけない

 

 

 

 

 

そういう思い込みや信念を、無意識に生み出しています

 

 

 

 

 

 

潜在意識には、時間の流れがありません。

 

 

 

その原因になった出来事が

思春期であっても

幼少期であっても

お母さんのおなかの中であっても

そして前世であっても

 

 

 

そのときの出来事と持ってしまった思い込みが、

時を止めて、そのまま今も息づいています。

 

 

 

 

 

そこでヒプノセラピーでは

ふだんは閉じている無意識(潜在意識)の扉を開き

自分では自覚できない心の習慣とその原因になった出来事を見つけだし、

そのときの思いを癒すことで、根本から解消していくのです。